怒らない子育て つい子供を叱ってしまう時に読んで欲しいこの一冊
単発でモーツァルト、どうもナカニシ(@tssb26)です。
つい子供を叱ってしまうことってありますよね
全然言うこときいてくれない、朝なかなか起きない、おもちゃは片付けない
そんな時、イライラしてつい叱ってしまう、子育てにはつきものです
実際私もそうでした、事あるたびに子供に小言を言うてましたね
早くしなさい!なんでまだ準備してないの!お風呂に入りなさい!
こういう状況をなんとかできないかなぁと考えていたとき、ある本に出会って少し考え方が変わりました
つい子供を叱ってしまう、そんな親御さんに読んで欲しい一冊をご紹介します
怒らない子育て
ご紹介するのはこの本です
娘が小さいころに購入しましたので結構古い本で、もちろん今でも購入できますが、この本のマンガ版があるのが最近わかりました
内容をマンガでわかりやすく書かれているようです
ここでいう「怒らない」というのは「感情的に怒らない」という意味で、怒る時は怒らないとダメです
ここ結構重要ですよ、しっかり怒ってしつけができるのは実の親しかいません、怒る時は怒って下さい
ただ、感情的に怒ることをできるだけやめたい、そう思ってましたのでこの本を購入しました
イライラや怒りは無くせない
残念ながらイライラや怒りといった感情は無くせないんです、これは人間としてあたり前のこと
子育てにもイライラはつきものですが、このイライラした感情はコントロールできますよということ
ではなぜ、人間はイライラするのか、そのメカニズムから見ていきましょう
怒る怒らないの判断は自分次第
人間はだれしも、心の中にある「枠」を持ってます
具体的に言うと「価値観」「思い込み」「想定」「固定概念」「期待」といったものです
日々過ごしている中で、他人の言葉や態度、ふるまいなどがどんどん心の中に入ってくいるわけなのですが
この時、自分の「枠」を超えてしまうとイライラや怒りといった感情が生まれてくるわけです
例えば子供に「朝早く起きて欲しい」という「期待」の枠から外れてしまうとイライラし始めるわけです
「なんでこんな問題ができないの」と「思い込み」の枠から外れても同じです
この枠の大きさをコントロールするために、イライラして怒ってしまいそうな時に待ったをかけるスキルがいくつか紹介されてます
そのスキルを紹介する前に、まずは一番大切なことを書いておきます
反射しないこと
イライラしないためには、反射しないことが一番大切です
起こった事象に対して反射的に怒らないことがとても大切です
例えば「子供がコップのジュースをこぼした」
これに対して反射的に反応してしまうと「なんでこぼすのよ!」っと怒りとなってしまいイライラしますよね
こういう時に反射的に怒ってしまう時に待ったをかけるスキルがいくつも掲載されているのがこの本です
この「ジュースをこぼす」に対して、怒る前に待ったをかけて少し考えてみると何か意味があるのかもしれないと思えてくる
例えば、下の子ができてからつきっきりになりがちなので、親の気を引こうとしているのかもしれない
また、苦手なものを食べれた、残さず食べれたので褒めて欲しいのかもしれない
こんな風に反射的に怒らないためのスキル、いくつか紹介します
ストップシンキング
イライラしたら1、2、3と3つゆっくり数えてみる方法
イライラしている状態は脳の「感情系」が優位にたっている状態
この状態を「思考系」にもっていく為に、少し間をおいてみようというもの
感情的に怒ってしまう前に、ちょっとまてよ、何か原因があるはず、と思考系が働くようにするスキル
クロスポジション
イライラしたときに、親と子の立場を入れ替えて考えてみる方法
例えば、子供に「なんでテストの点数悪いのよ!」と怒ってしまったとします
この立場を入れ替えてみて、お母さんなら「なんでご飯がまずいの!」と言われたらどうかと考えてみるんですね
そりゃ嫌やわ、と一旦立場を変えて、自分が言われたらどう思うか考えてみようというスキル
タイムアウト
イライラして怒りそうなとき、その場を離れてみる方法
その場をすこし離れてみると、思考系が働く間ができます
目の前に怒りの対象がいなくなると、いろいろ冷静になって考えることができるんですね
もちろん、この本にはその他たくさんの事例やスキルが載ってますが、その一部を紹介させていただきました
書籍紹介
今回ご紹介した書籍はこちらです
こちらはマンガ版
最後に
いかがでしたか、怒らない子育て方法、子育ての参考になりましたでしょうか
基本的には「反射的にならないこと」です
そんなもんわかってるわ、わかってるけど、つい怒ってしまうねん
最初はそうかもしれませんが、いくつか紹介したスキルを少しずつ実践するだけでちょっとは変化があるかもしれません
人それぞれ合う合わないがあるかと思いますので、できそうなスキルから実践されてはいかがでしょうか
実際、怒る前にすこし考えるというスキル、ストップシンキングはとても効果がありましたよ
怒るといろいろ損です、当事者同士もそうですし、周りも気を使って雰囲気ギクシャクしますよね
たいがい怒ったあと、かわいい寝顔なんか見ると後悔してしまうんですよ
思い当たる親御さん、参考になさってください